40代サラリーマンが読む本、たまに農園

40代のサラリーマンが、日々の仕事やこれからのことに対して役立ちそうな本を読み感想を書いてます。※新しい本から何年経っても読み継がれている古典的な本まで幅広く。たまにシェア農園のことや家庭菜園のことも書いていく予定です。

弓と禅 感想

【おすすめの読者】

禅を通して自分自身を俯瞰的に見たい方

 

【弓と禅 ポイント】

哲学者のヘリゲルが日本の禅を弓を通して知る
西洋的な思想でテクニックに走りがちだが、弓は人が考えて射るのではなく
「それ」が射る
離見の離に通じるものがある
蜘蛛は舞いながら巣をはるがハエのことは考えていない、ハエは蜘蛛の巣に捕らえられるが自分がどうなるのか知らない、両者を通じてそれが舞っているという
的がこちらに向かってくるなど、この世の物事は一つといろいろと考えてさせられる
物事は常に繋がってるし、生と死は一つではないか

 

【感想】

全てが繋がっている。一人でどうこうするのでなく全体の流れの中で自分をみる
もしくは全体の動きを意識して自分が動く
自分というのはちっぽけなもので、大きな流れにいる、細かい失敗などくよくよしない