40代サラリーマンが読む本、たまに農園

40代のサラリーマンが、日々の仕事やこれからのことに対して役立ちそうな本を読み感想を書いてます。※新しい本から何年経っても読み継がれている古典的な本まで幅広く。たまにシェア農園のことや家庭菜園のことも書いていく予定です。

ファシリテーションの教科書 感想

【おすすめの読者】

ファシリテーション、仕切りなど必要な方

 

ファシリテーションの教科書】

■仕込みの全体像

出発点と到達点を押さえる

場の目的の共有、合意(何の話をなぜここでするか)

アクションの理由の共有、合意(なぜそうする?)

アクションの選択、合意(どうする?)

実行プラン、コミットの確認、共有

 

場の目的の共有は、議論のゴール、合意の手続き、参加者への期待役割

アクション理由の共有は、何が解決すべき問題(あるべき姿と現状のギャップ)かwhat、どこに問題があるかwhere、なぜwhyの順(なぜに飛ぶ前にどこに問題かを先)そしてどうするかのhow

アクションプランの選択は、オプションの基準を洗い出し、選択の基準を揃える 

 

論点は合意形成のステップごとに抑えてみる

 

■さばきの全体像

発言を引き出す

発言を理解し、共有する

議論を方向づける

結論づける

 

発言を引き出すには、参加者の意欲を高め、発言しやすいよう刺激

発言の理解では、何のために(目的)、何について(論点)、何を(主張、根拠)を読み取る

議論の方向づけは、広げる、深める、止める、まとめる

結論づけるは、決まったこと決まってないことを明確、まとまらないときは条件付きの合意

 

参加者の感情を意識。

ネガティブであればその感情を出させる

無関心は関心が持てるよう一定のレベルの認識を形成、自分ごとにさせ刺激

 

【感想】

仕込みとさばき、特に事前のさばきで論点を押さえておくことは重要

さばきでは、論点や主張と根拠を意識して聞く

その論点は事前に抑えておくと頭の中で理解しやすい

 

ファシリでなく、参加する側でもこの事前に論点をおさえ、論点、主張、根拠を元に話すことは必要と思った