40代サラリーマンが読む本、たまに農園

40代のサラリーマンが、日々の仕事やこれからのことに対して役立ちそうな本を読み感想を書いてます。※新しい本から何年経っても読み継がれている古典的な本まで幅広く。たまにシェア農園のことや家庭菜園のことも書いていく予定です。

水軍と海賊の戦国史 感想

【おすすめの読者】

戦国時代、海賊に興味のある方

 

【ポイント】

戦国時代から江戸時代までの水軍のあり方について
戦国序盤は水軍が特殊で自立性が高かったが終盤以降は非水軍大名も水軍を立ち上げる
北条戦の長宗我部、朝鮮進出では藤堂など
しかも朝鮮進出では大規模化水軍に海賊はついていけず存在感が薄い結果に
また村上水軍は陸戦を行なったという記録もある
江戸時代では船出頭として大名直下で活躍
より活躍の規模範囲を広げたという見方もできる

 

【感想】
海賊の自立性がなくなってきたというより、大名、統合された国でもまかなえることから従属しなくては生き残れなくなってきた
当初は特殊な能力でも時代とともに真似ができ大きなところのほうが効果が出てくる

海賊側の立場では常に変化し新しいことに見つけ対応
大きいところは取り入れる体制を作る
今はよくても続かない、変化していくことが大切