40代サラリーマンが読む本、たまに農園

40代のサラリーマンが、日々の仕事やこれからのことに対して役立ちそうな本を読み感想を書いてます。※新しい本から何年経っても読み継がれている古典的な本まで幅広く。たまにシェア農園のことや家庭菜園のことも書いていく予定です。

【書評・要約】それでも、「普通の会社員」はいちばん強い(新井健一)

【こんな人におすすめ】

・会社員でキャリアの将来に不安を感じている方

・転職や副業、リスキリングなど「新しい働き方」に迷いがある方

・「普通の会社員」としての自分に自信が持てない方

・会社から認められていない、評価されていないと感じている方

・AIや雇用流動化の時代に、今後の生き方を模索している方

 

【要約】

普通の会社員が「最強」な理由

新井健一著『それでも、「普通の会社員」はいちばん強い』は、AIの進化やリスキリング、副業解禁など、働き方が大きく変化する現代において「普通の会社員」の価値を再評価する一冊です。

著者は「日本企業の会社員」はこれから最強スキルになると断言。AIや雇用流動化が進む時代においても、一握りの特殊能力ではなく、「真面目・親切・基礎学力」といった地味な力こそが、これからの時代により一層価値を持つと説きます。

8割は今まで通りで大丈夫、残り2割の「+α」とは?

著者は「これまでやってきた8割のことは、これからも十分通用する」と冷静に現状を分析。その根拠は、日本人の会社員が持つ基礎力や誠実さ、気配り・目配りの力です。AI時代が到来しても、こうした力があれば共存できると肯定的に位置づけています。

一方で、変化の激しい時代に備えて「会社から離れてもやっていける力量=2割の+α」を鍛える必要性も指摘。これには、会計やビジネスモデルの理解、社外でも通用する基礎能力の磨き方が含まれます。

・「キャリアは誰のものか?」を問い直す

本書は「キャリアは誰のものか?」という根源的な問いを投げかけます。副業や兼業の解禁は、企業が「社員のキャリアリスクを個人でコントロールしてほしい」というメッセージであると著者は分析。会社員は、会社に依存せず「自分のキャリアを自分で選択する力」を身につけるべきだと説きます。

・「儲けの仕組み」を理解する力

会社員として生き抜く上で重要なのが「会計知識」と「儲けの仕組み」の理解。自社や業界がどのように利益を生み出しているのかを俯瞰的に把握することが、今後のキャリアの大きな武器になります。

・「会社から認められていない」と感じても大丈夫

著者は「会社から評価されていない」と悩む人にもエールを送ります。人には適性があり、今の職場で評価されていなくても、それは「その職場に合わなかっただけ」。適性を見極めてしがみつかず、時には手放す勇気も大切だと語ります。

・「ふにゃふにゃしたキャリア」のすすめ

これからの時代は、特定のスキルや肩書きに縛られず、「見る・聞く・書く・話す・学ぶ」という基礎能力を柔軟に磨き続ける「ふにゃふにゃしたキャリア」が強い、と著者は提案します。これは、どんなコミュニティでも「また一緒に働きたい」と思われる人材になることを意味します。

 

【感想】

本書は、変化の激しい時代に「普通の会社員」として働くことに不安を感じている人に、確かな安心感と具体的な行動指針を与えてくれる一冊です。

特に印象的だったのは、「地味な力こそが最強のスキルになる」という逆説的なメッセージ。AIやグローバル化の波に飲み込まれそうな今だからこそ、日々の誠実な仕事や基礎学力、気配り・目配りといった「当たり前」の力が、実は最も価値ある資産であることに気付かされました。

また、「会計やビジネスモデルの理解」を通じて、自分の働き方やキャリアを俯瞰する視点を持つことの重要性も、会社員として長く働く上で大きなヒントになります。

「会社から認められていない」と感じている人への優しいまなざしや、「適性がなければしがみつかず手放す勇気」の提案も、キャリアに悩む多くの人の心を軽くしてくれるはずです。

「キャリアは自分のもの」と言いながらも、実際には会社や社会の価値観に縛られている私たち。そんな私たちに「自分のキャリアを自分で選択できる力」を身につけるためのヒントが、本書には詰まっています。

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