40代サラリーマンが読む本、たまに農園

40代のサラリーマンが、日々の仕事やこれからのことに対して役立ちそうな本を読み感想を書いてます。※新しい本から何年経っても読み継がれている古典的な本まで幅広く。たまにシェア農園のことや家庭菜園のことも書いていく予定です。

【書評】世界は贈与でできている

こんにちは!今回は、近内悠太さんの著書『世界は贈与でできている』を読んだ感想をお届けします。この本は、「贈与」という視点から私たちの日常や人間関係、さらには社会全体を見直すきっかけを与えてくれる一冊です。普段の生活で何気なく行っている「贈り物」や「助け合い」が、実はとても深い意味を持っていることに気づかされました。

 

■「贈与」とは何か?

本書の中心テーマである「贈与」とは、簡単に言えば「無償で何かを与えること」。でも、それだけではありません。贈与には、物やサービスだけでなく、信頼や感謝、時間といった目に見えないものも含まれます。

 

例えば、友人へのプレゼントや家族へのちょっとした気遣い。これらは単なる交換ではなく、「相手とのつながり」を深めるための行為ですよね。本書では、この「つながり」を生む力こそが贈与の本質だと説いています。

 

資本主義社会との対比が面白い!

現代社会は資本主義が支配的です。「お金を払えば何でも手に入る」という考え方が当たり前になっていますよね。でも、本当にそうでしょうか?

たとえば、人との信頼関係や愛情、お互いを思いやる心――これらはお金では買えません。本書では、資本主義では測れない価値観として「贈与」を取り上げ、その重要性を語っています。

 

特に印象的だったのは、「贈与とは不合理な行為である」という指摘。確かに、贈り物をしても必ずしも見返りがあるわけではありません。それでも私たちは誰かのために何かをしたくなる。この「不合理さ」が、人間らしさそのものだと感じました。

 

■読んで感じたこと

この本を読んでから、自分の日常にも「贈与」があふれていることに気づきました。

たとえば、友人が忙しい中で時間を割いてくれたことや、家族がふとした瞬間に見せる優しさ――それらすべてが「贈り物」なんですよね。そして、自分もまた誰かに何かを贈っている。そんな当たり前のことに気づくだけで、不思議と心が温かくなりました。

 

また、「贈与には矛盾もある」という話も興味深かったです。相手に負担を感じさせないような贈り方とは何か?これからの人間関係の中で意識していきたいと思いました。

 

■こんな人におすすめ!

・人間関係や社会について深く考えたい人

・資本主義や経済以外の価値観に興味がある人

・日常生活の中で新しい発見をしたい人

 

哲学的な内容ですが、文章は平易で読みやすく、哲学初心者でもスムーズに理解できます。「難しい本かな?」と思う方も安心して手に取ってみてください!

 

■まとめ:日常がちょっと豊かになる一冊

『世界は贈与でできている』は、お金では測れない価値や、人間関係の大切さについて改めて考えさせてくれる本でした。忙しい日々の中で忘れがちな「誰かとのつながり」の大切さを思い出させてくれる一冊です。読後にはきっと、周囲の人々への感謝の気持ちが湧いてくることでしょう。

 

ぜひ、この機会に手に取ってみてください!

 

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